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レーベル | FORESIGHT

 

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"「16曲は多すぎる」のただ一言 "

-  ビッグ・ヘッド / ボーカロイドプロデューサー

人工知能が作ったのかと思いを巡らせる
"未来のメロディー"
-  BIGHEAD

BIGHEAD(前名義:エレキP)

10代の頃よりギター、ベース、ドラム、ミックス機材などを使用。2013年より「初音ミク」を使用したボーカロイド楽曲の制作をはじめる。

 

2014年発表の「Story Rider」(エレキP名義)がLADY GAGA「artRAVE: the ARTPOP ball 」ツアーの初音ミクによるオープニングアクトで披露された

 

同年、HATSUNE MIKU EXPO 2014 in LA&NYのテーマソングに「Sharing The World」が採用された。同楽曲は全米放送の人気番組『 Late Show With David Letterman』で放送されたほか、国内では、新国立美術館の展覧会、新宿区のユニカビジョン、将棋 電王戦 FINALのPV動画などで放送された。また、 LAのPumpkin DomeにてDJプレイを実施

 

その他、GOODSMILE RACINGのチームテーマソング、雪ミクスノースポーツラインのMUSIC VIDEO楽曲をはじめ、TOY'S FACTORY所属A.F.R.Oの楽曲REMIX、CM音楽を手掛けるなど多岐にわたる活動を行っている。

 

2016年には1stアルバムとなる「BIGHEAD 1stAlbum」を完成させた。

424日リリース NEW ALBUM

「ONLY 1 FEAT.HATSUNE MIKU」

16曲入り CDトールサイズ3つ折りデジパック(特色仕様)/ 初回限定A5サイズ ジャケットサイズポスター付き
01-DISTANCE feat.Hatsune Miku
02-Sharing The World (JAPANESE.ver) feat.Hatsune Miku 
03-Gallop Through the World  feat.Hatsune Miku 
04-your voice feat.Hatsune Miku
05-Start Up feat.Hatsune Miku    
06-Artificial Intelligence Music feat.Hatsune Miku
07-NEVER ENDING LOVE feat.Hatsune Miku
08-I feat.Hatsune Miku
09-INSIGHT feat.Hatsune Miku
10-Who!? feat.Hatsune Miku
11-the cosmic theory feat.Hatsune Miku
12-Singularity feat.Hatsune Miku
13-seed of lights feat.Hatsune Miku
14-When You Look At Me feat.Hatsune Miku
15-390AIR feat.Hatsune Miku
16-Bonus Track feat.Hatsune Miku
 
ニコニコ超会議2016 告知動画
GOOD SMILE RACING 2015 公式テーマソング
 
初収録新曲    
初収録新曲
 
初収録新曲
 
 
 
初収録新曲
 
 
RIOT SKIS x 雪ミク 公式テーマソング
奇跡の収録!!4つ打ちアンセム

 4/24 M3 2016春 第一展示場 J-06A 

ONLY 1 FEAT.HATSUNE MIKU -XFD-

VIDEOS

11-the cosmic theory
02-Sharing The World (Japanese.ver)
Music

-01DISTANCE (4/16 up)-

記念すべき1st Albumの1曲目。アルバムの頭に収録されている曲は1番聞く回数が多くなるので1曲目は外せない。かといって重すぎるのも飽きちゃうと思ったので軽快で始まった感じがするDISTANCEを1曲目にしました。

 

さっそくDISTANCEの解説ですが、これは「ビバリーヒルズ」ただそれだけ。

MIKUEXPO 2014 in NY/LAのテーマソングに僕の作曲した「Sharing The World」を選んでいただいて、自分の曲が演奏されるライブを観に行く目的と、DJをするためにロスアンゼルスに行ったんですが、その時の体験が元になってます。"初めての海外旅行がアメリカ"っていうなかなかハードルの高い経験だったけどロスアンゼルスって言ったら「ビバリーヒルズ高校青春白書」のイメージしかなくて。あと西海岸のビーチ、セレブ、スラッシュメタルバンドのMETALLICA・SLAYERくらいの知識。

 

何が何でも「ディラン※が銃撃された場所に行かないと」という思いが強くて、初音ミクのライブ会場はダウンタウンだったんですが、1日余計に泊まってビバリーヒルズに行きました。実際にビバリーヒルズに着くと感動でちょっと泣きそうになりました。カラッとしてて、日差しが明るく、堅そうな変な木が沢山生えてる......これがテレビで観てたビバリーヒルズかっ!

 

そういった日本人の偏った憧れの気持ちを日本に持ち帰り、曲にしたのがこの曲DISTANCE。

ロスに行く前はコンプレックスもあって"憧れ"とか"セレブ"とか心理的距離が遠かったけど、1度その土地に行けば勝手に親近感湧いちゃいました。「こんな感じのアメリカにEmpathP※とかCircusP※が住んでるんだ〜」「メールとネットだけの関係だけど いつか会いたいな〜」なんて思うようになってロスに行く前より距離が近くなった気がして。そんな緩い内容のことを歌詞の「NO DISTANCE」に込めました。

 

今回収録したverは初音ミクのみの内容ですがyoutubeにアップしているDISTANCEはEmpathPに歌詞とメロディーを追加してもらってるverで実際にコラボして思入れの深い曲です。

 

余談ですがMIKUEXPOの会場に行くときに"タクシー乗って降りたらパスポート無くなってる"っていうハンパない事件起きまして.....あれはヤバかったなぁ。アメリカでパスポート落とすと絶対戻ってこないらしい(日本に帰れない)ので、タクシーの運転手がいい人で良かったー。

 

 

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-BIGHEADによるアルバム解説-

※ディラン / ビバリーヒルズ高校白書の主要キャスト ルーク・ペリー (Luke Perry)、吹替:小杉十郎太

※EmpathP / 2011年より英語のボーカロイドを使用するアメリカ在住のボーカロイドプロデューサー

※CircusP /アメリカ在住のボーカロイドプロデューサー。HATSUNE MIKU EXPO SONG CONTESTにてグランプリを受賞するなどの実績を持つ。 

-02Sharing The World (Japanease.ver) 4/17 up 予定 -

2曲目はSharing The World

 

BIGHEADといえば「Shring The World」。Sharing The Worldと言えば「BIGHEAD」。

2014年にアメリカNewYorkとLos Angelsで開催されたイベント「MIKUEXPO 2014 in NY/LA」のテーマソングに「Sharing The World」を採用していただいてから自分の人生は変わりました。2016年現在も初音ミク公式アルバム「MIKUEXPO 2016 EP」へ入曲してもらったり、2016年4月29日開催のニコニコ超会議2016のCMで使って頂いたり......BIGHEADの代表曲です。

 

本楽曲は2014年に発表した「Sharing The World」の日本語版「Sharing The World japanease.ver」になります。解説に入るとこの楽曲はもう「西野カナ」。ただそれだけ。

This is「カナやん」

 

何故カナやんなのか!?というと非常に長くなりますので...曲を聴きながら流し読みください。

 

日本の音楽、邦楽、ことJ-POPは大昔から海外の音楽を模倣し日本用に解釈したものを作り発表し続けてきたと私は認識しています。メロディやサウンド、ミキシングは何となく拝借できたとしても音楽の根幹である"洋楽のストラクチャ"が"邦楽と構造"と違うため共存できない。そのため"日本で作り出される音楽"は海外の音楽リスナーがすぐに楽しめない独自の形態"J-POP"になってしまう...なんて流れかなとざっくりですが自分は感じています。

 

具体的にどこが?と言われると、ざっくりですが

1、曲の調がAメロ、Bメロ、サビごとにコロコロ変わったりする。

イントロが暗かったのに突如Aメロで明るくなったり、サビで調性まで変わったりする。

子供の頃から聞いてたから慣れたけど、最近聞いてて落ち着かなくなってきました笑

※洋楽は8〜16小節ループを繰り返しビルドアップして進むのでつまらないと思うかもしれません

 

 

2、楽器が小さい音で何種類も出たり入ったりする

1の項で書いたビルドアップしていくとありましたが、洋楽ではイントロにあったギターやピアノ、シンセなどの印象的なフレーズが、もう一回サビででてきたり、Aメロにでてきたり....イントロ、バース、ブリッジ、フックというセクションが変わっても前のセクションにあった音がそのまま引き継いで鳴っている。というようなことがあると思います。同じ調性のループなのでフレーズや音色を引き継ぐことがでできて、同じ音を、レイヤーしたり、音色を変えたり、減らしたり、積み重ねていくイメージ。

 

いっぽう邦楽ではセクションごとに調性が違ったりするので、音やフレーズ、旋律を引き継ぐことが難しい。イントロはピアノだけど、Aはアコギ、Bメロでエレキギター、サビで全部の楽器でてきた!みたいなこともあります。その連続が続いてアレンジの関係を進めていくと音数が多くなるんだと思いますが、音数が多くなると各楽器の音を小さくしないと収まらないので、小さい音がめっちゃ鳴っている。そんな形態になるのかと。それに気がついてからは、アレンジ上すごい小さい音量で"入ってても入ってなくても良いような音"がでてきたら僕はミュートするようになりました。あとボーカルのメロディ以外に、ピアノの旋律&シンセの旋律、合計3つのメロディーが同時になるときも"同時に聞き取れないし、どれかいらないな"って消すようになりました。

 

3、メロディのスケールが違う。日本語歌詞と英語歌詞の性質上メロディの音節が違う。

洋楽フォーマットに日本語歌詞を乗せるというのは昔からJ-POPの偉人たちが挑戦されていて、サザンオールスターズさんをはじめMr.Childrenさんが"めちゃめちゃカッコイイ日本語の乗せ方を開発"して今に至る。という感じかと思いますが、日本語を正しく使う以上完全に洋楽のメロにするわけにはいかなく....K-POPのアーティストさんとかEXILEさんは正しい日本語のイントネーションじゃなくても洋楽のメロに日本語をあてていこうという試みをされている印象です。新しい表現を見つけるためにその都度、常識を捨ててチャレンジしてきて進むJ-POP。

 

 

J-POPとは?!みたいな感じになっちゃいましたが、歌詞とメロディの話ができてようやく本題の「カナやん」にたどり着くことができました。

 

自分も洋楽のフォーマットで曲を作りたいと思っていたので、日本語を載せるにあたって試行錯誤して作ったりしても「なんか違う....」とか悩んでいました。ある日、西野カナさんの「LOVE&JOY」聞いたときにこれ「“Good Time” Owl City & Carly Rae Jepsenじゃん!」めっちゃカッコイイ!と興奮しました。パクリとかそういう次元の低い話じゃないですよ...."洋楽の構造で、かつアレンジのサウンド・音も太くて、メロディーが洋楽のスケールと音節&グルーブ"になってる!って感動しました。

 

分析すると、洋楽のメロディーであってもめちゃくちゃ頑張って"韻を踏める言葉を探し"ながら"子音と母音に一切の妥協なくグルーブを作っていく"なかで"なるべく一聴して変なイントネーションにならない"作詞をしていくと洋楽メロディーで日本語歌詞ができる。という結論に達しました。

 

できる!と思ってからはSharing The Worldを日本語にするのは早かったです。寝る前布団に入って、いろいろな子音と母音試したり、歩きながら口ずさんだりして"これは変じゃない...良い!"ってなるまで試行錯誤して作った記憶があります。

 

大半がJ-POPの話になってしまいましたが、2007年に誕生した初音ミクによって新しいJ-POPが沢山作られていくとワクワクしています。

 

-03 Gallop Through The World 4/18 up 予定 -

3曲目はGallop Through The World

 

GOOD SMILE RACING 2015 公式テーマソングでもある本楽曲はグッドスマイル 初音ミク SLSがSUPER GTで走る姿をイメージして作曲しました。

 

チーム体制をニコニコ動画で発表する際のBGMとして本楽曲が初公開された時はドキドキして観てました。"カーレースや車のBGM"ってフュージョンやトランス、ユーロビート、ドラムンベースやエレクトロのイメージが多かったのでそういう曲調になるのかな?...と思ってましたがリクエストが"疾走感"だったのでチャンス!って感じで自分なりの疾走感で作らせてもらいました。

 

奇をてらったり、天邪鬼なわけでは無く"大勢の人に好まれる既存のもの"は自分が作る必要は無いと思うし、"ユーザーが好むもの"ばかりを作って発表していくと飽きられ、いずれそのジャンルやコンテンツが死んでしまう。

 

Sharing The Worldを発表した時も今までに無い初音ミクの曲調だったから"ポカーン"という人もいたし"この曲は無いわ"っていう反応があった。でもそれが良いなと自分は思います。新陳代謝して新しいコンテンツが拡がり産まれていく。全部「待ってました〜!」「きたーっ!これこれ」みたいにユーザーの期待に応える曲ばかりだったら未来誰が作るんだろう?って思うし......初音ミクであればなおさら、未来を作っていける&作るべき存在だと思うので。

 

なんか勝手に概念的なものを語りだしてしまいましたが、音楽的には単純でGallop Through The WorldはJUKEに初音ミク載せてる曲聞いたこと無いなと思って作りました。ただやってみるだけじゃなく"POPかつ大勢で歌えるメロディー"に着地するのが大変でしたがHOOKの部分は良い感じにまとまったと思ってます。この解説を書きながらこれからも新しい音楽をどんどん作っていきたい、と改めて思いました。

 

-04your voice 4/19 up 予定 -

4曲目はyour voice

 

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